スタッフインタビュースタッフ
座談会

(司会者)皆さん、どうぞ宜しくお願いします。まず、保育士になられた理由を教えてください。

施設長:保育士が小さいころからの夢でした。それに向けて高校を卒業して、専門学校に通い、保育士になりました。小学校のころの作文にも「夢は保育士になること」と書いていました。中学生になったら、親が作文に書いたことや、小さいころから保育士になりたいというのを知ってくれていて「じゃあ、ピアノ習った方がいいね!」と習わせてくれました。高校生で進路を決める時も、保育士になるための学校を選んでいました。

~誇れる、ずっと好きでやってるんだよ、って~

(K先生)小さいときから、赤ちゃんとかが好きで、近所の子をまとめて面倒みたり、
妹弟がずっと欲しかったくらい、いなかったんですけど、一人っ子なんですけど、いつ(妹弟)が生まれるんだろ、ってくらい、赤ちゃんが好きだったんですね。
お世話が好き、だから、幼稚園ではなくて、あえて保育園の先生だった、保育園出身ではなかったんですけど。
将来、保育士さんになりたい、それが、中学、高校、ずっと変わらず、っていうので、小さいときに、これになりたいっていうのを叶えて、今もやっているっていうのが、子どもたちにも自慢できるっていうか、誇れる、ずっと好きでやってるんだよ、って、いうところで。

(司会者)ありがとうございます。それでは、保育士になられて、現在、りとせ保育会で勤務されていますが、りとせ保育会で働いてみての感想や、魅力などを教えてください。

弊社の人事の採用については、面接を重視しております、筆記試験は特にしておりません。
理由は、その方のお人柄を重視しているからです
人柄重視の理由としましては、やはり保育という仕事が、まずはお子さんと保育者の信頼関係を作っていき、また職員間同士の人間関係、コミュニケーションというのも非常に重要です。そういった観点から、人柄というのは非常に重要な要素だと考えております。

~復帰後は1日2時間からスタート できる範囲でやってほしい~

(O先生)入社して一年で、半年の間、体調による休職をしました。腰の痛みが理由だったので、体を壊したので、辞めるつもりではあったんですけど、休職中にも、シフトを作ってくださっているトップの先生から何度も電話を頂いて、すこしでもいいから、(シフト)に入れるのであればと。復帰後は1日2時間とかからスタートしました。
腰なので、主治医の方からも、保育士の仕事は避けたほうがいいと、どうしてもやりたいのなら、まあ・・・というような感じだったので。
別の仕事の事務とかにした方がいいんじゃないか、ってあって、それも、上にお話ししました。
ですので外とかに子供ををつれていく、上げ下ろしとか、机の上げ下ろしは、腰を痛めるような仕事はしなくていいから、その中でできる範囲でやってほしいというお話でした。

(司会者)そういう風に言われてどう思われました?

(O先生)ありがたかったです、はい。

~「りとせに来てよかったなー」って~

(司会者)K先生はいかがですか?先生のご経験では、小規模保育園でのお仕事は初めてですよね?

(K先生)はい、0歳から3歳の子が一緒にいる空間っていうのは、果たしてどんなものなのか、色々気になっていましたけど、色々な工夫で、こういうやり方もあるんだなって感じたりもあります。ここはすべての人が、意欲的に働いているなってところで、すごく協力体制が整っていたり、思いやりの気持ちが互いにあったりとか、体調崩した時があって、私もこんな感じで施設長と冗談言いあったりしているんですけど、大丈夫ですよ、なんていいながら、家に帰って、38度も熱があるーっ、どうしようって思っている中、施設長が「大丈夫だよ」っていうメールをくれたりとか、そういうのが前の職場ではなかったので、そういう言葉が私の中で、ホロホロっときて、「りとせに来てよかったなー」って。こんな風に人を大切にしてくれるだなっていうのは感じましたね。

~ここでなら、私でも大丈夫かな、って~

(司会者)S先生はいかがですか?

(S先生)りとせは、見学に最初来た時に、保育園でも意外とシステム化されている園が多いんですね、だけど、そうじゃなくて、家庭的でアットホームな感じがしたんです。
職員の雰囲気とか、それで、こういう保育園ってあるんだ、って思って。
ここでなら、私でも大丈夫かな、って。
前のところの保育園って、保育園での自分の経験がなかったので、ちょっと経験として入ってみたいなって、思っていたので。いままで、教育関連の仕事をしたので、保育園の仕事が全く違っていましたので。
上から、●●やってください、って言われても、普通なら、ム!ってなることもあると思うんですけど、ム!とか、え!ってならない雰囲気なんですよ!!
普通なんか指示されたら、そうじゃなくて、こっちも!とか、腹の立つ職場ってあるじゃないですけ、そういうのって子どもたちにも、感じられちゃうし、親御さんにも伝わっちゃうんですよね。
りとせだと、何を言われても、言葉で言われても、全然、後腐れがないところが魅力かなと。

~祖父母も、「ぜんぜん楽になったよね」って~

(司会者)先生方、ありがとうございます。りとせ保育会に入って、何か変化があったとかはありますか?

(K先生)私は、二人の男の子の子育て(ともに小学生)は、勤務先が変わって変化がありました。
もう今までに比べると、うちの祖父母も、「ぜんぜん楽になったよね」って。
前職は7時に保育園にあずけて、帰りもギリギリ19時にお迎えしてとか、それが、間に合わなかったら、おじいちゃんおばあちゃんに迎えに行ってもらったりとか、
だったのが、今は、早番だったら、16時に帰宅出来たりするので、夕方もちょっと遊べる時間が出来たりとか。家帰って、寝かせるだけ、とかだったので、ちょっと子どもと一緒に、買い物とか行くことができるようになりました。
そこが全然、前と変わってよかったです。
仕事は仕事で忙しくって、大変なことはありますけど、そこは自分が望んだ現場なので。
あとは私の経験を買ってくださって、いろいろ取り入れてくださるっていうのが、とても、私としてはやりやすいですね。

(司会者) それは本当にいい変化ですね。りとせ保育会へはどういうきっかけで?

(K先生) 前園で、仕事を3月まで続けていて、就職活動する間もなく、保育業界の仲介業者さんに、自分の条件を伝えて、①家庭を大事に②最低限のお給料面③家からの近さという3つの条件を提示して紹介されました。

(司会)  仲介業者さんが、家庭を大事に、という第一の条件を出したら、りとせ保育会を紹介してくれたんですね。

(K先生) それ以外に、何十名規模とか、も認定でもいいか、認可がいいかとか、を聞かれて、ここを紹介されました。業者さんは、「必ず1社だけでなく、2社以上受けて比較してください」と言われました。私はこちらが近いから、心決まっていましたけど、ほかの1社も面接を受けてください、気持ちが変わるかも知れませんよと、言われ、受けました。そちらもいいお話をいただき、迷いもしたんですけど

~なるべく残業はしないようにしています~

(司会)   今日、取材させて頂いて、一度、休職されたりとか、前職が激務で仕事量増やせないからとここに来たりとか、そういう方たちがいる中でシフトを回すのかなり大変ではないですか?

(施設長)皆さん、一応、時間内でどう上手く回して終わるか、っていうのが、私の仕事でもあり、やっぱり私もですけど、帰宅後の持ち帰り仕事ってなかなか大変ですし、できれば持って帰りたくない私もなんですけど。
ですから、みんなで手分けして、この寝ている間に、とか、どう終わるかが、私の責任かなと思いつつ、みんなに「これやって、あれやって」と配ったりはして、なるべく残業はしないようにしています。
みなさんにその範囲内で協力してもらい、1日が濃かったり、疲れちゃったりするかも知れないですけど、ご自宅に持って帰らない分、ちょっとゆっくりできたり、子どもと触れ合う時間もできたり、どうしてもの時はあるんですけど、あとは、結構、子どもがいらっしゃる先生方が多くて、今、夏休みなので、夏休みはシフトに入れない、月に2回くらいしか入れないっていう職員もいるんですね、パートで。
そういう方がすごく皆さんいい方で、「2回くらいしかシフト入れないから、もって帰れるものはやるよ」とか、すごくいってくれるので、今回9月に運動会があるので、そういう作るものとかあったら、うちでやるよとか、言ってくれるので、全然お金にもならないのに、声かけてくれてやってくれるので、たまに甘えたりして、じゃあ、いい?って言ってやってもらったり、皆さん、気さくでいい職員が多いので、すごく嫌な顔せず、自分から、やるよーとか、すごいその、夏休み丸々休んじゃうから、私にできるならやるよーとか言ってくれるので、その辺は、職員に私も助けられるかなって、(司会)りとせ保育会では、無資格の方もパートの方も働けるんですか?

(施設長)そうですね、パートで働けます。若い人は、何かしようかなって迷っているのであれば、ちょっと保育士に興味があれば資格がなくても働けます。じゃあ、これを資格を取ろう!って、将来しようっていうきっかけになって、そこから勉強したり、やっぱりちょっと実務とかあると、こういうことやるんだ、とか、こういうのもいいな、決め手がやっぱりないと、フン切れないじゃないですか。
じゃあ、1個として保育士と思ったときに、でも資格がないと出来ないのかな、って思っている方が結構多いと思うので、認定は資格がなくても働けるので、一回働いてみて、そうしたら、自分はこういう仕事がしたいとか、そうやって保育士が増えていくのは、とてもいいかなって、資格取ってる先生も、全然違う仕事でやっぱりこれを仕事にしようかな、ってここにきて勉強して資格をとってもらっているので。
お仕事で保育園には興味があるけど、資格がないとダメなんだろうな、って思いがちな人が結構多くて。そういう園もあるのですけど、認定であれば資格がなくても一緒に出来るので、お手伝いになれば、今保育士も足りないって言っている中なので、

(司会)先ほどの先生のインタビューでは、「忙しい中でも、杉田先生の人柄に助けられている方」が多かったんですけど、何か気を付けていることはありますか?

(施設長)私も精いっぱいというか、でも、みんなが楽しく、効率よくできるようには、ちょっと考えて、でも、みなさん大体わかってきて、私よりも素早く動いてくれるんです。指示かけは、一応心がけて、スムーズにできるように、考えて。多分、一個がずれると、スムーズにいかなくなるので、「先生これやって」とか「それ途中でいいから、こっちきて」とか、じゃないと、まわらない。偉そうですけど、全体をみて、ここが手薄だから、こっちにきて、とか。どうしても職員も一つに集中しちゃうと、今どういう状況かって、わからなくなってしまいます。今その着替えに3人もいらないから、じゃあ、先生一人こっちきて、とか、そういうちょっと融通というか、

(司会)サッカーでいう司令塔みたいな感じですね。

(施設長)一応、そんな偉くはないんです、皆さん先に動いてくれるんで、ただ、ちょっと固まっちゃうときは、あ!と思って「先生、あっちいって」とか、心がけて、まあ私がぼーっとしているときは、ほかの先生があっちー!とか言ってくれるので、そういう姿みたり、皆さん勉強というか、皆さん本当良い人なので、もうわかってくれてるというか、「あ、こっちやったほうがいいよね」とか、自分から言ってくれるので。

(施設長)あとは、全体的に、杉田先生から指示されても、全然嫌じゃないって、おっしゃっていましたが。

(施設長)もしかしてら、みんな嫌な顔せず、もしかしたら、なんか思っているかもしれないけど、いやな顔せずやってくれるので、あの、助かっている部分は。
私も一応、こう、指示はしつつ、人が嫌にならないようには、言わないようにはと心がけています。でも私も人間なので、どこかでは、ひどい言い方とかはしていると思うんですけど、ただ自分が言われたら嫌だな、っていう言い方は避けようかなって気持ちでは、いつもいます。人間なので、やっぱり、その辺は気分とかで、イラっと怒っちゃうときも、きっとあるんだろうなと日々反省していますけど。

(施設長)シフト組むのって、とても大変じゃないかなと思うんですけど。

(施設長)そうですね、夏休みがやっぱり、出られない職員がいるので、そこでちょっと、人が足りないとかは、あります。でもみなさん、協力して、シフト的にはバランスよくは、回っているのかな、と。みんな無理せずに。

(司会)結構、計算とか大変では?

(施設長)でも、一人を二人と考えて、とか、1時までしか出来ない先生がいたら、1時から最後までできる先生が、二人を一人って考えて、パズルみたいに組み合わせていく感じで。でも人数はいるので、都合をつけて、無理な人もいますけど、でもみんな言うと、じゃあ出るよって言ってくれる人もいるので、シフトとか本当協力して頂いてますね。

(司会)職員同士のやりとりも、スムーズでいつも声かけされているイメージでしたが。

(施設長)一応みんなで声掛けをしてやろうね、って常に。子どもだけになるのは、危ないので、誰かしら職員はいないといけないので、誰か抜けたければ、「ここ抜けるので、次お願いします」とか、職員同士の声かけは気を付けて、常にしていけたらなと伝えてます。どうしても、同じ仕事をしないように、個々が自分の仕事をするように、フリーになっちゃうと一番ケガが多くなっちゃうので。

(司会)最後に働いてみたいな、っていう方へのメッセージをお願いします。

(施設長)迷っている方は一歩踏み出して、面接など来ていただいて、中の雰囲気とか、みてもらって決め手になったらいいなと思います。

やっぱり、園の特徴としては、アットホームで、職員同士も、仲良くて。
多分、保育園って女性が多いので、陰険ってイメージがあると思うんですけど、私が見る限り、今はないと思っているので、そういうアットホームな感じもありますし。
皆さん子育てをしながら働いている方が多いので、その辺は、やっぱり自分の子供も大切にして園でも子どもが楽しく、というのを心がけて、ね。
園の子がいっぱいで、自分の子が一人でお留守番している子が多いってなっちゃうと、何のために保育士として働いているんだろう落ち込んじゃうときも、あったりもすると思うので、自分の子も大切、園の子も、大切にしていただければと思います。
りとせ保育会で働いたら、ほかの園のことが楽しくて、尚且つ、おうち帰ったら自分の子と楽しくできるというのが一番理想かなとは思います。
土曜日出勤とかもみんなで回して、休みを交替して、土曜日日曜日がゆっくり子供と触れ合う時間ができればいいですよね。小学生とかだと、お母さんとどっか出かけてと、あるでしょうから。やっぱり小学中学生までが、親と子供が楽しく過ごせる時間じゃないのかなと思います。迷っている方は一歩踏み出して、面接など来ていただいて、雰囲気など一度ご覧いただければと思います。宜しくお願いします。

(司会)先生、今日はありがとうございました。

きっと、保護者の方も、保育園に通いたて、って本当に大変だと思います。

そうですね、本当に。長年、務めた保育園でのことなんですけど、1歳で、先生にみていただいて、仕事ができました」とかいって、卒園のときに、感謝されたりはしましたね。そうやって、保護者の方とお話して、日々もそうなんですけど、「こういうことができるようになりました」って、お互いよかったね、っていうのは、いうのは、楽しいことでもあり、うれしいことでもあります。

やっぱり、ご担当されている0-1歳児さんは、言葉があまり話せない分、保護者の方にお話しすることが多くなるってありますよね。

そうですね。おうち帰って、「きょうこういうふうに遊んだよ」とか、言える年齢でもないので、日中こんなことがあってとか。

先生の中で、保育士としての、目標はありますか?

今見ている(子どもたちの)年齢もあるんですけど、日中、子どもたちにとって、お母さんのかわりになるような存在になりたい、というのは、ありますね。保護者の方とも話をしつつ、信頼してもらえるような。やっぱり信頼をしていただけるようになるには、コミュニケーションが大切だなと思います。

取材させていただいて、りとせ保育会のみなさんが、明るく楽しそうにお仕事されているので、まるで、全保育士の方々が、こういう感じなのかと錯覚してしまうんですけど・・・園によってカラーもありますし、人数が多くて、派閥があるみたいなところも、中にはあるみたいです。

園によってカラーもありますし、人数が多くて、派閥があるみたいなところも、中にはあるみたいです。やっぱり女性が多いので、それで辞めちゃうって人の話も聞きます。私も学校が、保育士になるための短大だったので、友人たちがいろいろな園で働いているんですけど、「人間関係が・・・」といって、悩んでいる友人もいますし。そういうのは、りとせ保育会では一切ないので、職員同士のまとまりがいいのかな。